ダイエットに失敗する人の特徴はいくつもあります。
どうしてもダイエットの失敗を周りの責任にしがちですが、結論から言うと周りのせいではありません。全てあなたの責任です。
きっちり毎日食事管理を実施していますか? しっかり睡眠を取っていますか? ちゃんと適度な運動を実施していますか? まずは、そこから思考をリセットする必要があります。
でも、毎日継続できないのも分かります。仕事や子育てで何かと忙しいですからね。
実際、忙しい中でもダイエットを進めたい、進めなくてはいけない事情がある中で、忙しさとダイエット推進との板挟み状態なのでしょう。
では、それらを両立できる方法があったとしたら嬉しくありませんか?
ダイエットにいつも失敗する人の特徴:「忙しい」とよく言っていないか?
ダイエットにいつも失敗する人の特徴は口癖が「忙しい」です。
「忙しいなら、忙しくしなければいい」とよく言われることだと思います。
それに対して、そんな当たり前のことを言われても・・・って感じだと思いますが、当たり前のことが固定観念により、抜け落ちてしまっていませんか?
1日は24時間と決まっていて、それは有名企業の社長だろうが、一般人だろうが変わりはありません。でも成功する人は決まって時間の使い方が上手く、1日が26時間、いや30時間あるかのように多くのことをこなします。
では、彼らの特長は何なのでしょうか?
できる人は今やらなくていいことを決めている
彼らは、仕事を大きく4つの領域に分けています。緊急性と重要性という2つの軸で4つの領域に分けているのです。その4つとは、
②緊急性は高いがその中身については単純なこと
③後回しでもいいけど重要なこと
④今やらなくても死なないこと
です。
時間がない人は、仕事を分類せずに何でもやってしまいがちです。
①すぐにでもやらないと悪影響が出ることは、自分しか知らない知識や固有スキルでしか対応できないのが基本です。分かりやすい事例としては、人間国宝の仕事を考えればいいでしょうね。
人間国宝の人は、その人でしかできないスキルを使って工芸品を毎日作っています。毎日工芸品を作って売らないといけないのは、売らないとお金を稼げず、生活に支障をきたすためです。
では、②緊急性は高いがその中身については単純なことについてはどうでしょうか?
例えば、10分後の会議までに書類をコピーしてすぐ用意することなんてまさにそれです。10分後ですから、非常に切羽詰まっている状態です。でも、やることはコピーを取る作業で非常に単純な作業です。
続いて、③後回しでもいいけど重要なことについてです。
具体的な事例としては、受験勉強なんてまさにそれでしょう。別に今すぐにやらなくてはいけないわけではないですが、後々やってなかったら希望の学校に入れず、人生をも左右しかねない事案です。
もっと○○しておけばよかったと後悔するものは、全てこの領域のものです。
最後に、④今やらなくても死なないことです。
テレビをぼーっと見るなんてそうかもしれませんね。別に緊急でもないし、重要でもないです。まさに暇つぶし。
で、本題です。
ズバリできる人は、②緊急性は高いがその中身については単純なことと④今やらなくても死なないことをやりません。できる人は時間が貴重で、取り返しがつかないことがわかっています。ですから、④の生産性のないものは当然やりません。
そして、ポイントは②の扱いです。できる人は、②を他人に任せます。つまり、②を外注化することで時間を捻出し、その捻出した時間で自分磨きを行い、自分の価値を高めることに専念しているのです。
これをダイエット視点で考えてみると、まずダイエットは食事管理が重要だ。食事管理をするためには、まず食材を買いにいかなければいけない。買った後は献立を考えて、調理を行い、そしてようやく食事にありつける。
次に、ダイエットには最低限必要な睡眠時間がある。睡眠時間を確保するためには、日中の仕事や家事を手早く終えて寝なければいけない。そして、適度な運動時間を確保することもやることは同じです。
これらを解決して、自分を磨くための時間を確保するために、できる人のやり方を真似するのがダイエット成功の近道です。
できる人はやることの密度が濃い
できる人は、やることの密度が濃いです。
では、密度を高めるために彼らはどういう工夫をしているのでしょうか?
彼らの仕事っぷりを見ていると、仕事の重要度に応じて仕事のやり方を分けています。
まず重要な仕事は、集中できる時間帯を選んで仕事をしているということです。朝型の人は朝に実施し、夜型の人は夜に行うなど工夫をしています。
また、集中力をなくさないために、外部からの連絡手段(メール、電話)から距離を置いています。
また、どうしても人に振れない雑務は並行作業で行っているということです。
ダイエットにいつも失敗する人の特徴:○○しながら食べてないか?
○○しながらの○○をちょっと思い浮かべてみてください。
どうでしょう?
一杯出てきますね。例えば、テレビを見ながら、漫画を読みながら、インターネットしながら、ゲームしながら、音楽聞きながら などなどありますね。
これらに共通することは、受け身状態にあるということです。
受け身状態で且つ意識は一つのことに向いている状態です。そこに別の動作を加えると、新たに加えた動作は審査なしで全て受け入れてしまう状態です。
これをダイエットに置き換えるともうお分かりですね。受け身状態に食べるという行為が加わると無駄に食べてしまうということが起きます。
ですから、ダイエットにいつも失敗する人の特徴は、無意識に受け身状態を作り出してしまっているといえるでしょう。
実際、あなたはそうなっていませんか?
ダイエットにいつも失敗する人の特徴:アクティブな趣味を持っていない
ダイエットにいつも失敗する人の特徴は、往々にしてアクティブな趣味を持っていないのが特徴です。
アクティブな趣味とは、ランニングとかテニスとか運動のことを言っているのではありません。
自発的に考えて行動する趣味のことです。ですから、絵を描く、音楽を作るようなインドアなものでもアクティブな趣味とここでは位置付けます。
アクティブな趣味をやっていると、集中力を発揮する場面が多々あります。それが究極まで行われるといわゆる”フロー状態”に入ります。物事に集中して作業していると、他の作業ができなくなります。
ダイエット視点でみると、何かアクティブな趣味を持っているとそれだけ食べるという行為から距離を置くことができ、無駄食いを減らすことができます。
ですから、何かアクティブな趣味を持つことはダイエットをする上で有利になると言えます。
Point
因みに、無駄食いにはパターンがあります。
パターンを知ることで事前に無駄食いに気付き、思いとどまらせることができますので、無駄食いのパターンと対策についてせっかくなので紹介します。
ダイエットにいつも失敗する人の特徴:無駄食いを止められない
ストレス食い
ダイエットにいつも失敗する人の特徴はストレスを溜めがちだということです。
女性の約6割はストレスで過食の経験があるそうです。仕事、育児、恋愛のストレスが過食のほとんどの要因です。
因みに、ストレスが溜まるとドーパミンが多く分泌されるようになり、食欲を増大させてしまいます。また、食欲を抑えるレプチンの働きが鈍くなるといわれています。そういう訳で、無駄食いが発生してしまいます。
これは皆さん経験があるのではないでしょうか?
一時私も仕事のストレスで夕食を食べる前にお菓子を食べて、夕食も食べて、さらに夕食後にアイスを食うといった最悪の生活をしていましたね。言うまでもなく、お腹周りに脂肪がついてしまい、冠婚葬祭用のスーツが入らなくなりました。
因みに、ストレス発生する要因は大きく3つあります。
・物事が上手くいっていない時
・行動が制約された時
・周りから必要とされてない時
これらの根本的な対策については最後にお話しするとして、目先の対策についてお話します。
◇無駄食い対策(短期視点)
今まさに食べようとしているのを抑えなくてはいけません。そんな時は別のことに目を向けて集中することです。部屋の掃除をする、散歩する等、フロー状態に持っていければよしです。
どうしても我慢できない時は、炭酸水でお腹を膨らませるのもありです。
◇無駄食い対策(中期視点)
中期のストレスを解消する方法としては、心のままに映画、音楽、ゲーム等好きなことをやる時間を設けましょう。
このような時間を定期的に設けてあげないと脳が情報の整理ができなくなり、無駄食いを加速させてしまう要因になってしまいますし、ひどくなれば心の病に掛かってしまいます。もし、このような時間確保できていないなら今すぐ確保すべきです。
付き合い食い
飲むのが好きな人や飲み会でコミュニケーションを取るのが好きな人はいいですが、根本的にそういうのが好きでない人がいます。
そういう人にとっては、
「ただでさえ仕事でストレスを抱えているのに、歓迎会、送別会で仕事終わりもまた仕事関係の人と飲むのかぁ・・・」
という感情が湧いてきて、ストレス以外の何物でもありません。
では断る勇気があるかというと、今後のコミュニケーションに悪影響を与えてしまうという理由から、断ることもできないというジレンマでまたストレスが溜まってしまうという負のスパイラル発生です。
いやぁ~、サラリーマンって面倒くさいですね。
そして、食事が始まれば周りと合わせて食べてしまいますよね。割り勘ならば元を取ろうとなおさらですね。さらにさらに、最悪の場合、先程のストレス分が過食として表れてきちゃいます。
◇無駄食いの対策
こちらで注文担当を買って出ましょう。ヘルシーなメニューを積極的に選んで無駄食いのダメージを最小限に抑えるのです。
どうしようもない時は、別で帳尻を合わせましょう。昼を少な目にする、次の日の食事量を減らす等で対応しましょう。
もったいない食い
こちらは、作りすぎてしまったものをもったいないからといって無理やり食べたり、子供や友達が残したものをもったいないからという理由で貰って食べてしまうパターンですね。
とくに子供が小さい場合、お菓子ばかり食べて食事を残してしまうんですよね。そして、お母さんがもったいないからといって食べる。そして、お母さんが太る。そして、お父さんが何気なくお母さんに太った?と聞く。→ 険悪なムード → チ~ン
◇無駄食いの対策
作る分量を予め計算した上で買い物しましょう。ダイエットにもいいですし、何よりお金の節約にもなります。
作りすぎてしまった場合や他人が残した場合は、無理に食べる必要がありません。食べ残った料理を面倒がらずに冷蔵、冷凍保管しましょう。一気に食べる必要なんてないんです。
また、お店で残したものに対しては、店によっては容器まで用意してくれて持ち帰りOKの場合があります。確認してみましょう。
好奇心食い
初めてのお店に行き、メニューに目新しい料理があれば色々食べたくなりますよね?
そして、それがビュッフェスタイルなら、目新しさと食べ放題が相まって暴食、過食モードスイッチオンです。さらに、スイーツは別腹ということで食欲が止まらなかった経験をしたことありませんか?
ビュッフェスタイルのお店って、料理からデザートまで種類が豊富ですよね。4000円位のビュッフェコースだと、料理で30種類、デザートで10種類以上越えてきますからね。そして、それをせっかくだからと全種類いっちゃいますよね。
ビュッフェコースは、ほんとダイエットやる人には危険です(笑)
◇無駄食いの対策
食事前にガムを噛む等で満腹中枢を刺激してから、お店に向かいましょう。
炭酸水でお腹を膨らますことも効果的です。お店にの中に入って食べたくなってしまった時は、トイレに行くなり一旦離席し、冷静になりましょう。トイレで鏡で自分の姿を客観的に見てみるのも効果的です。
習慣食い
食事は3食食べるのが通常普通になっており、お腹がすいていなくても食べなくてはいけないと思ってしまうパターンです。
子供の時から、朝、昼、晩3食は必ず食べるものと刷り込まれているのと、体がそういうものだと覚えちゃってますから、仕方ないっちゃ仕方ないパターンです。
◇無駄食いの対策
お腹がすいていないなら無理に食べる必要はなくて、先程と同じように冷蔵、冷凍するなりして別で食べましょう。1食抜くなら、夜がダイエットにはよいです。朝を抜くと睡眠時間が乱れるため。
手持ち無沙汰食い
家にいてとくにやることもなく、ゆっくりと時間が流れている状況です。そして、ふとした瞬間に何かお口が寂しいと思う瞬間がやってきて、つい食べてしまうパターンです。
お口が寂しいのは、ストレスというより往々にして何か心が満たされないことが原因で発生します。そして、食べることで心を満たすわけです。
これは、恥ずかしながら私もよくやっちゃいます。家でとくに作業している時に、脇にお菓子をセットして作業をしちゃいます。きっと、心が満たされてないんでしょうね(笑)
◇無駄食いの対策
*短期の無駄食い対策
脳に食べていると錯覚させるため、ガムを食べてまぎらわせましょう。また、お腹に入れるなら、炭酸水で満腹感を得ましょう。
ダイエットにいつも失敗する人の特徴:理想と現実のギャップに悩んでいる
ダイエットにいつも失敗する人の特徴は、理想と現実のギャップを埋めれていないというのも特徴です。
ストレスで食べるのが止まらない、過食が止まらずに助けてほしいという声がTVや掲示板によく見受けられたりします。
上記もですが、今回紹介したストレス食いや手持ち無沙汰食いなども根本にあるのは、主に理想と現実とのギャップで苦しむ心の問題が起因しています。理想の形に対して足りない部分があり、過食でバランスを取ろうとしているのです。
心に起因する過食の要因をまとめると4つになります。
・物事が上手くいっていない時
・周りから必要とされてない時*内部の考え方で過食となる要因
・理想と現実の差が大きい時
・理想がなく、唯一食に生きている実感を求める時
これらの要因に対してどうしていけばよいか考えていきたいと思います。
ありのままを受け入れる
「こんな自分でいいのかな?」常に自問自答を繰り返しながら、真面目に努力してきた。
しかしながら、理想のイメージと違う自分に失望し、必要以上に自分を責め立ててしまう。
そして、手っ取り早く満足感を得られる食欲に走ってしまう。
そんな風に負のスパイラルにあなたは陥っていませんか?
この負のスパイラルを断ち切るためにはどうしたらいいか?
素直に今の自分を受け入れることです。
ありのままでいいんです。
素直に自分を受け入れることで、まずギャップをリセットしてください。
そうすれば心が平穏になります。
それでも落ち着かない場合は、思ったことを全てはき出してください。
周りに打ち明けられる人がいたらベストですが、いないなら一回騙されたと思って、全て紙に洗いざらい書き出してください。
そうすれば、少しスッキリするはずです。
そして、”これでサヨウナラ”と口にしてその紙を破り捨ててください。
これで、本当にスッキリするはずです。
溜め込んでいるストレスを解消する
ダイエットは基本長期戦です。1日、2日で何とかなるようなものではありません。
そのような中、世の中は人間関係、仕事等でストレスだらけです。ですから、ストレスと上手に向き合っていくことがポイントです。
単純にストレスを避けるのが一番いいに決まってますが、世間一般の人はほぼ不可能です。ですから、ストレスを上手に発散する方法を実践すべきです。
私のストレス方法はありきたりですが、映画を見ることです。なぜストレス発散にいいかというと、一時の間受け身になれるからです。
普段の生活では、頭を回転させながら活動していると思います。つまり、自分が主体的に動いているわけで、脳も疲弊しているわけです。
一方映画は、向こうから一方的に情報を垂れ流してくるわけで、こちらとしては自由に情報をシャットアウトしたり、受け入れたりをコントロールできるので、脳への負担を最小限にとどめることができるのです。とりあえず約2時間脳を休めれますね。
あと、映画のいいところは友達や家族と感想を言い合ったりできるネタとなることです。
そういうわけで、映画をおすすめします。
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以上、ダイエットにいつも失敗する人の特徴をまとめてみた でした。