「太ったので、ジョギングでもしてダイエットしよう!」
新たな自分に生まれ変わるために、努力しようという心意気は素晴らしいことです。
しかし、その立派な心意気が無駄になるならまだしも、マイナス方向に働くとしたら悲惨ですね。
非常に心苦しいですが、そんなマイナス方向の話を心を鬼にして率直に申し上げます。
「ダイエット目的なら、ジョギングしない方がいいよ」と
なぜなら、ジョギングすると寿命を縮めてしまうという負の効果が働くから。
ダイエット目的でのジョギングは何かと負の効果が多い
本来運動とは、シェイプアップと健康を促すものであるべきであって、シェイプアップの過程で健康を害するものであるなら、それは運動とは言えないのではないでしょうか?
近年、マラソンやトライアスロンなど人気が高くなっていますが、過酷なスポーツであることは周知の通りだと思います。
かつて私はハーフマラソンに数回出場した経験がありますが、出場までにそれなりの準備期間を要しました。
準備は約3ヵ月前から行い、ハーフマラソンを想定して10kmを週1でジョギングしていました。10kmを週1でジョギングするのは、本格的に練習している人から見れば非常に少ない量です。
ですが、それでも休みの日に何とか時間を作って頑張って走っていました。
練習中は当然、中盤で呼吸が苦しくなってきます。そこは気合いで乗り越えます。続いて、苦しい中盤を乗り越えた後には、足の痛みがやってきます。
そこも、左、右へと足への負荷を入れ替えながら何とか気合いで乗り切ります。
このような練習を3ヵ月間続け、いざ本番。結果、何とか完走できたのですが、完走後には体はボロボロな状態でした。
そして3ヵ月間の修行を終え、ダイエット効果があったかというと58→57.5kgのわずか▲0.5kgしか変動してません。
今回の本番のマラソン及び練習のジョギングという行為を振り返ってみると、”ダイエット効果をほとんど確認できない上に体までボロボロになる”という運動とはかけ離れた結果となりました。
しいてメリットを挙げるなら、メンタルを鍛えられるということ。
ただ、『自分の身体をボロボロにしてまで鍛えるメンタルって何なんだと』自問し、『別にメンタル鍛えるなら瞑想とかでもええやん』と自答したわけです。
因みに、マラソン中に心臓発作で亡くなる人がたまにいますが、アメリカのある研究チームが調査を行った結果、強度の高い有酸素運動を習慣的に行うことは心臓を弱らせ、心筋にダメージを与えることがわかったということです。
自分の経験及びアメリカの研究から、健康のためにジョギングを止めることにしました。
ダイエット目的のジョギングの効果が×なら逆にウォーキングか?
ウォーキングのダイエット効果について
ダイエット目的のジョギングがだめなら、逆にウォーキングはどうかと考えたあなたに再度悲しいお知らせをしなければいけないのが心苦しいです。
結論から言うと、ウォーキングも効果がほとんどありません。
ウォーキングダイエットを実践した結果はコチラ↓
【体験談】ウォーキングによるダイエットの効果はいつからでもないことを語る
なぜなら、強度が不足しているため体が脂肪を燃やす働きをしないからです。
なお、これからメタボになるリスクを減らす予防効果とか、乳がんや認知症リスクを減らす効果があったり、ストレスの発散や脳のパフォーマンスを上げるという効果もあるため、意味がないということはありません。
あくまで、ダイエットに向かないということで、目的に応じてウォーキングは取り入れたらよいでしょう。
どうしても走り込みでダイエットしたいならHIIT形式で
どうしてもダイエット目的のジョギングをするなら効果の高い運動に仕立てるべきです。
その効果の高い運動に仕立てるとは、HIIT形式でやるということです。
HIITは、High-
具体的には、30秒全力で走って90秒休むというものを1セットとし、15分間続けるという運動です。
これはもうジョギングではありませんね。短距離走です。
まあ目的はダイエットですから、ジョギングにこだわる必要はないということで、そこは心広く良しとしてもらいましょう。
HIITを行うメリットととしては、成長ホルモンがたっぷり生成され、体のパフォーマンスを強化し、若返りが期待できます。
なお、運動の強度が高ければ高いほど、成長ホルモンの放出が強まるという研究結果がありますので、是非お試しあれ。
”HIITで肉体改造する人” はコチラ↓
ダイエット効率が高い運動と言われているHIITの効果とは?
以上、ダイエット目的でジョギングするともれなく寿命が短くなる罠でした。