「なんであの子はブサイクなのに、イケメンでリッチな男性と結婚できたんだろう・・・」
『なんで私よりブサイクな女が結婚できたんだ!』という納得いかないという怒りと共に、謎を心に抱えながらモヤモヤとした状況で生活してませんか?
もしそうなら、普段は考えてなくても潜在意識下ではそのことをどこかで考えてストレスとなるため、そのモヤモヤを解決すべきですね。
そのモヤモヤを解決するためには、謎を解き明かすしか方法はありません。
では、その謎の答えをズバリ言いましょう。
その答えとは、その女は”その男のパーソナルスペースに入りつつ信頼を得た”からです。
アラフォー魔性の女が起こした事件を婚活を成功するための視点で見直してみる
ここで、”福田和子” の話をしようと思う。
福田和子は決して容姿が綺麗だったわけではないが、何人もの男を手玉に取り、操り、警察の捜査を逃れた魔性の女であることは、何度もテレビで再現ドラマが放送されているため知っている人も多いことでしょう。
そんな福田和子を例に、婚活視点で事件を見直してみる。
まず簡単に福田和子について紹介すると、物騒な話だが福田和子はキャバレーのホステスとして働いていた1982年に、松山市内で同僚であったホステスの首を絞めて殺害する”松山ホステス殺害事件”を起こした犯人です。
福田は、同僚殺害後に全国各地を転々としましたが、当然警察から指名手配を受けているため極力目立たないように街に溶け込む必要がありました。
街に溶け込むためには協力者の力が不可欠で、福田は男女問わずその協力者を作る能力にたけており、捜査の目をかいくぐってきたのです。
その協力者とは、スナックのママから始まり、お菓子屋の亭主、数々の男達でした。
スナックのママとの出会いは、福田が金沢市内のママの店にいきなり飛び込み営業を掛けたことから始まります。
そこで福田は、巧みな言葉と得意の接客で店の手伝いをしながら店を繁盛させ、信頼を勝ち取っていくことで店への居座りに成功しました。
すっかり気を許したママは、自宅のシャワーを毎日貸すまでの仲となり、店の店員として雇うことになりました。しかしながら、店の店員も板についてきた最中、福田はいきなり無断欠席をします。
その理由は、警察の捜査が迫ってきたことを察知したからです。捜査を察知した福田は、東京ですぐに整形を行います。整形後にまた店に戻るのですが、当然ママは無断欠席の理由を問いただします。
しかし、福田は言葉巧みに誤魔化し、うやむやにしてしまいます。さらにその後、ママの客を寝取ったり、常連を連れて同じ市内の店に移籍するなど、ママに対してめちゃくちゃなことをやり放題しました。
それでも、ママは福田の支援を惜しみませんでした。
ママが優し過ぎる説も一部でありますが、この件は、あまりにも福田のコミュニケーション能力が高いがゆえに、ママの懐に入り、ママをファン化させてしまったことによるものであると推測できます。
続いて、お菓子屋の亭主ファン化事件です。
金沢のスナックには、ママ以外にも福田目当てで店にくる常連客もいました。その常連客の一人に、口数の少ない伝統あるお菓子屋の亭主がいました。
亭主は妻子がいるにも関わらず、正反対の性格である明るい福田に心惹かれます。そこに目を付けた福田は、亭主をたぶらかします。(この時、福田はアラフォーと思われる)
福田はただ亭主をたぶらかすだけでなく、お菓子屋の手伝いをしながら洋菓子やパンの新メニューを考案し、売り上げに大いに貢献。
さらに店の外では、亭主の子供の送迎、両親の世話など亭主にとってはなくてはならない存在まで上り詰めます。そして、ついには亭主の実の妻を追い出し、内縁の妻として居座ったのです。
福田は殺人を犯しているので極悪人です。しかしながら、逃走しながらも婚活を成功させている彼女の行動から学べることがあることもまた事実。
アラフォーが婚活で成功するためには距離を縮めて信頼を得なさい
相手に好かれるために思い切って懐に入る
福田が狙ってやったのか、自然とできたのかは今では知る由もありませんが、
成功戦略としては、『まず相手にどう思われようが強引に相手のパーソナルスペースに入る』ということです。パーソナルスペースは相手の手の届くところより内側です。
パーソナルスペースに入られると相手は通常警戒を抱きます。しかし、パーソナルスペースに一度入り込んでしまった上で相手に安心感を与えると一般人から特別な人に格上げされるのです。
ここからは勝手な想像ですが、
福田の場合、まず相手の1つ目のテリトリーであるスナックに勝手に入り込みました。そこでは、多少なりともママに警戒されたことでしょう。
しかしそこは、福田もママの警戒を瞬時に読取り、2つ目のテリトリーである相手のパーソナルスペースに徐々に入り込んで警戒を解いていったのでしょう。
アラフォーのあなたも意中の人がいるなら、パーソナルスペースを意識してコミュニケーションを取るといいです。
間合いの詰め方は様子を見ながら徐々にがベスト。いきなり入り込むと相手は何かされるのではないかとビックリしちゃいます。
福田並みのコミュニケーション能力があるならありですが、まず一般の人は難しいでしょう。
相手に好かれるために相手が喜ぶことをする
福田はまず、ママに対してはお店の売上を大幅に上げた実績がありました。また、お菓子屋に至っては、新メニューまで考えて売上をこちらも大幅に上げました。
福田は相手が何をすれば喜ぶかを相手との会話の中から見抜いたと思われます。そして今回は、売上を伸ばすということに着目し、信頼を得ていったのでしょう。
また、売上を伸ばす過程で福田は仕事に紳士に向き合っていたと言われています。一生懸命やっている姿を相手に見せるという行為も信頼を得るには効果的です。
その人にとって影響力のある人を抑える
福田がお菓子屋の亭主の内縁の妻と成り得たのは、両親の口添えがあったからだと言われています。
福田はお菓子屋の亭主を落とすために、亭主にとって影響力のある人を見抜いていたのでしょう。
そして、亭主にとって影響力のある人の世話を焼き、持ち前の紳士に取組む姿勢で信頼を勝ち取ったというわけです。
つまり、外堀から亭主を追い込んでいったのです。
以上、相手の懐に入って信頼を得るためのテクニックでした。
後は実践するのみですが、出会いがないなら実践しようがないですよね。
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以上、アラフォーが婚活を成功させるためには距離を縮めて信頼を得なさいでした。